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レーザー治療でできること

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止血

Nd:YAGレーザーは血液の成分である赤血球を構成する一部であるヘモグロビンに選択的に吸収され、血液を凝固させます。歯科治療の治療部位は小さな領域ですが、出血を伴うケーズが非常に多く、感染を防ぐことが難しい場合もあります。
適切な止血は感染予防に繋がり、治療結果に大きな影響を与えます。Nd:YAGレーザーは特に血液凝固が必要な口腔外科での治療などにも用いられるので、非常に高い止血効果が認められています。

口内炎

口内炎へのレーザー照射も保険適応症例です。患部のたんぱく質をレーザーの熱で凝固し、患部をふさぐ治療法です。口内炎にレーザーを当てたら強い痛みがありそうですが、実はほとんど痛みはありません。即効性も期待でき、治療後は口内炎に触れた時の痛みもほとんどなくなります。使用に関しては取り決めがありますが、高い治療効果が確認されています。

切開・切除

Nd:YAGレーザーは、軟組織の不要な部分の切開・切除を行うメスとして使用することができます。レーザーを使うメリットはいくつもあります。止血効果があるので、切開した時の出血が少ないです。また、必要最小限の切除で済むため、感染リスクが低減します。そして何よりも、痛みが少なく不快な音や振動がありません